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猫砂の全交換は本当にもったいない?交換頻度と継ぎ足し・入れ替えが危険な理由4つ

猫砂の全交換は本当にもったいない?交換頻度と継ぎ足し・入れ替えが危険な理由4つ 猫トイレ
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飼い主
飼い主

猫砂って買ってくるの重いし、全交換するのもったいないな…。

少しずつ継ぎ足し・入れ替えするだけでもだめなの?

今回は、このような疑問についてお答えします。

この記事でわかること
  • 猫砂の全交換は本当にもったいないの?
  • 猫砂の全交換頻度は?
  • 猫砂を継ぎ足して使うのが危険な理由
  • 猫トイレをきれいに保つ方法
  • 猫砂の選び方

結論からお伝えすると、猫砂の全交換を”もったいない”という考え方は、間違っています‼

猫砂の継ぎ足しだけでは、愛猫の健康面や衛生面に影響がでてしまうため。

愛猫の体調が崩れたり、トイレ以外の場所で粗相したら、困りますよね。

しかし、正しい交換頻度で猫砂を全交換すれば、愛猫や飼い主であるあなたが安心できる生活が送れるでしょう。

この記事では、猫の専門資格をもつ私が、”猫砂の全交換は本当にもったいないのか”について解説します。

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猫砂の全交換を”もったいない”と思わないで

猫砂の全交換を”もったいない”と考えるのは、やめましょう。

理由は、猫トイレだけでなく部屋中が不衛生になり、愛猫の病気を発症する可能性も出てくるため。

トイレ掃除で排泄物を取り除いたとしても、目に見えないうんちやおしっこがついた砂は残ってしまいます

排泄物がついた砂が空気に触れた状態で放置されると、アンモニア臭が発生し、部屋中の空気が汚れていきます。

『まだまだ使えそうな猫砂なのに、全交換するのもったいないんじゃ…?』

『見た目きれいそうなのに、猫砂を全交換しなくてもいいのでは…?』

と思う気持ち、すごくわかります‼

しかし、目視ではできない、小さな雑菌が時間経過とともに増殖しているため、”猫砂全交換がもったいない”と思わないでくださいね。

全交換することで、愛猫の病気予防と考えてみてはいかがでしょうか(*’▽’*)♪

       

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猫砂の全交換頻度は、月に1度が目安

トイレのニオイ対策と衛生面から、猫砂の全交換頻度は1か月に1回を目安に行いましょう!

ボクのママ
ボクのママ

汚れた砂は毎日取り除いてるのに、どうして全交換する必要があるの?

その答えは、汚れた砂を取り除いても毎日使い続けていると、おしっこ・うんちの汚れやニオイがトイレ自体についてしまうため。

また、自然湿気が原因でだんだん砂がかたまりにくくなっています。

猫砂の全交換頻度と合わせて、トイレ本体も丸洗いし、快適なトイレ環境を保ちましょう!

猫トイレ本体の洗い方と頻度は?洗剤でおすすめは掃除でも使えるアレ!

        

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猫砂の継ぎ足し・入れ替えが危険な理由4つ

<猫砂の全交換はもったいない>と思ったら、それは危険です‼

猫砂の継ぎ足し・入れ替えが危険な理由は、以下の4つです。

  • おしっこやうんち臭が部屋中に充満する
  • 猫砂の本来の効果がなくなる
  • 猫がトイレを使わなくなる
  • 猫が病気になる可能性もあり!

4つの危険な理由について、カンタンに解説します。

       

①おしっこやうんち臭が部屋中に充満する

トイレ内にうんちやおしっこを吸収した猫砂が残っているとニオイが部屋中に充満します

目に見える排泄物を取り除いても、うんちやおしっこを吸収した猫砂からニオイが発生していくため。

猫は水分をあまり摂らない動物なので、おしっこも凝縮され、ニオイも強くなります。

エアコン使用で部屋を閉め切る夏や冬の時期は特に、ニオイが部屋中に充満して最悪💦

ニオイの充満した部屋にいる飼い主さんも、体調不良を引き起こすかもしれません。

      

②猫砂の本来の効果がなくなる

全交換せず長期的に同じ猫砂を使っていると、猫砂本来の効果がなくなることがあります。

長期間うんちやおしっこが付いたトイレ砂を空気に触れさせると、ドロドロに溶けたり変色がみられることがあるため。

猫砂が溶けたり変色したりすると、本来の役割を果たせなくなることも考えられます。

ちなみに、どの素材のタイプでも見られる現象です。

猫砂の量はトイレの深さ何センチまで入れるの?適量に必要な1ヶ月の目安量は?

      

③猫がトイレを使わなくなる

トイレが汚れた状態だと、猫トイレを使わなくなることがあります。

きれい好きな猫にとって、汚れたトイレが嫌いなため。

トイレが汚れたままだと、以下の行動がみられることがあります。

  • トイレ以外の場所で粗相する
  • 我慢してしまう

我慢してしまうと、下部泌尿器系の病気になる可能性がでてくるため、しっかりと飼い主さんが掃除してあげてください。

猫トイレを出たり入ったりする理由7つ!鳴く/排泄/ストレス/病気@確認・予防法

        

④猫が病気になる可能性もあり!

猫砂が不衛生により、愛猫が病気を発症する可能性が考えられます。

猫砂に残った、目に見えない排泄物から菌が大量繁殖するため。

猫が増殖した猫砂のあるトイレへ入ったら、猫の体に付着する可能性もあり、危険です‼

付着した被毛を毛づくろいで舐めてしまうと、そのまま菌が体内に。

菌が原因の病気もあることから、重病になる可能性があることを忘れないでください。

排泄を我慢することで下部泌尿器系の病気にもつながりやすいため、常に猫トイレは清潔な状態にしておきましょう。

     

猫のトイレをきれいに保つ方法3つ

猫のトイレをきれいに保つ方法は、以下の3つです。

  • 1日1回は汚れたトイレ砂を取り除く
  • 月1~2回のタイミングで猫砂を全交換する
  • 月1回のタイミングでトイレ本体を丸洗いする

3つの方法について、カンタンに解説します。

     

①1日1回は汚れたトイレ砂を取り除く

忙しい飼い主さんでも1日に1回は必ず、おしっこで固まった砂やうんちで汚れた砂も取り除きましょう

猫は食生活や水分補給量により若干の差はあるものの、1日に1~3回ほどおしっこやうんちをします。

全自動トイレ以外(一般的なトイレ・システムトイレ)を使っている場合、猫の排泄を確認したらその都度掃除することが理想です。

取り除いたあと、猫が砂堀できないほどに減っていたら、新しい砂を継ぎ足してください。

     

②月1~2回のタイミングで猫砂を全交換する

毎日のトイレ掃除とは別に、月1~2回のタイミングで、猫砂を全交換しましょう

ニオイの付着は湿気の量で比例するため、全部交換するタイミングは季節によってかわってきます。

様子を見ながら、定期的にトイレ砂を全部交換してください。

ボクのママ
ボクのママ

特に夏場は湿度高くてエアコンのために部屋閉めっぱなしになるし、要注意だよ。

システムトイレの場合は、おしっこを吸収しない専用の砂を使用するためで、吸収シートを定期的に交換するだけで大丈夫です。

システムトイレについては、こちらの記事『システムトイレは本当にやめたほうがいい?』をご覧ください。

      

③月1回のペースでトイレ本体を丸洗いする

全交換頻度の月1回のペースでトイレ本体を丸洗いしましょう。

水気をしっかりと乾かし、天日干しで日光消毒することで、消臭や除菌もできるため。

おすすめの丸洗い方法は、こちらです。↓↓

  1. お風呂の洗い場で汚れを落とすため、ペット用洗剤を使って泡がなくなるまでしっかり水で洗い流す。※1
  2. トイレ本体にぬるま湯と重曹やクエン酸を入れて30分ほど浸け置きする。
  3. 30分経ったら、ぬるま湯を捨ててしっかりと乾かしてください。

※1:洗剤の泡が残った状態だと、猫が舐めて中毒症状が出る危険性があるため、しっかりとすすいでください。

※2:クエン酸は、洗剤では落とせないおしっこのニオイを抑える作用があるんです!

天日干しする前に猫が舐めてしまっても安全な次亜塩素酸水で消毒してから乾かすと、より高い消臭効果がでるため、こちらもおすすめです。

新しいトイレ砂は5~6cmの深さになるように入れてください。

      

猫砂の捨て方

https://muuchanmama.com/ノアルブログ

猫砂には鉱物系・紙系・木系・おから系・シリカゲル系などがあり、素材によって違います

猫のトイレ砂を全部交換したときに出る古いトイレ砂は、不要な新聞紙を広げた上に取り出して、可燃ゴミまたは不燃ゴミ扱いのようです。

素材特徴ゴミの種類
鉱物系固まる力や吸収力が強い自治体により不燃ゴミ扱いになる場合がある
紙系ほこりが少なくトイレへ流せる可燃ゴミとして捨てることが出来る
木系脱臭効果が高く掃除が楽可燃ゴミとして捨てることが出来る
おから系飛び散りが少なく安全可燃ゴミとして捨てることが出来る
シリカゲル系消臭力や吸収力が高い自治体により不燃ゴミ扱いになる場合がある
素材別猫のトイレ砂を捨てる方法一覧

ゴミの処理方法は各自治体によって異なる場合がありますので、詳しくはお住まいの地域の自治体ルールをご確認ください。

               

猫砂の選び方2つ

猫砂の選び方は、以下の2つです。

  • よく猫砂が固まる鉱物系タイプ
  • ぜんそく持ちの猫には粉が舞いにくいタイプ

2つの選び方について、カンタンに解説します。

      

①よく猫砂が固まる鉱物系タイプ

猫のおしっこからアンモニア臭を出さないために、おしっこがしっかり固まる鉱物系のトイレ砂を選びましょう

しっかり固まるので、おしっこのついた砂を取りこぼすことも少なく、お掃除も簡単なため。

外出時間が多い飼い主さんには、消臭能力の優れたトイレ砂をおすすめ。

ニオイや菌の発生を抑える成分のある、木材が原料のトイレ砂です。

       

②ぜんそく持ちの猫には粉が舞いにくいタイプ

猫がぜんそくなどの呼吸器疾患がある場合は、粉が舞いにくいシステムトイレ用の専用砂などを使うことをおすすめします

粉が舞いやすい鉱物系を選んでしまうと、のどを痛めやすいため。

     

猫砂でおすすめ商品2つ

猫砂でおすすめ商品は、以下の2つです。

  • 【ライオン商事】ニオイをとる砂
  • 【ユニ・チャーム】デオトイレ1週間消臭・抗菌 飛び散らないサンド

2つの商品について、カンタンにご紹介します。

     

【ライオン商事】ニオイをとる砂

おしっこをしっかり固めて消臭・抗菌にこだわった商品なので、ニオイの原因である菌の増殖を抑え、アンモニア臭を長時間抑えます。

口コミをみてみましょう。

  • オシッコの臭いは猫の個体による所が大きい
  • オシッコは猫特有の臭いが少ない
  • この砂を使うと消臭剤不要
  • ウンチも嫌な臭いはほとんど感じません
  • 消臭効果は高いと感じます

Amazonでもよく売れている猫砂で、根強い人気がある商品です。

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【ユニ・チャーム】デオトイレ1週間消臭・抗菌 飛び散らないサンド

お手入れが簡単なシステムトイレのトイレ砂で、閉め切った部屋の中でも排泄のニオイを抑えてくれる商品です。

固まらないタイプの砂なのでおしっこを取り除くことがなく、下層のトイレシートの交換になり、手間が省けるところがうれしいですね。

それでは口コミをみてみましょう。

  • 砂埃もほとんどたたず、糞も識別しやすいので回収も容易
  • 締め切った狭い部屋でも臭わない!!
  • 糞はサンドに、尿は下のトレーにしっかり落ちるので、手入れがしやすい
  • 肉球にはさまるので、部屋に飛び散っていることがある

システムトイレ用の猫砂なので、おしっこを固めることはできませんが、ニオイに対する消臭力は強いようです。

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まとめ:猫砂の全交換は本当にもったいない考えは間違っていた…継ぎ足しではなく、全交換しよう♪

今回は”猫砂の全交換は本当にもったいない考えが合っているか”についてご紹介しました。

猫砂の全交換について「もったいない」と思っていた人も、愛猫の健康管理や病気予防につながる大事なことだと伝わればうれしいです。

日頃からトイレを清潔に保つためには、飼い主さんの管理が必要です。

猫砂を継ぎ足しするだけで「全交換はもったいない」と思わず、目安のタイミングで猫砂の入れ替えを行ってください。

猫が健康にすごせるように、ケアしてあげましょう。

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