猫砂の量って、いトイレに深さ何センチぐらい入れればいいの?
砂かきしたとき、飛び散るのも嫌だし、かといって少なすぎたらかわいそうだし…。
今回はこのような疑問について、お答えします。
- 猫砂の量はどれぐらいが適量か
- 猫砂は1ヶ月でどれだけの量が必要か
- 猫砂について疑問に思うこと
猫砂の量って、みなさんはどうやって決めていますか?
- なんとなく、これぐらいかなって
- うんちやおしっこのニオイを消したいから、たくさん入れちゃう
- 猫砂って重くて買うとき大変だから、少しずつ使おう
私も以前は、感覚で「これぐらいかな」と入れていましたが、よくみてください。これ、全て飼い主さんファーストな量なんです!!
この記事では、猫砂の量について、トイレの深さ何センチが目安なのかについて解説します。
猫砂の量の目安は、深さ3~7センチ
猫砂の量の目安は、以下の2点あります。
- 排泄物を猫砂で隠せる量
- 一般的な猫砂の深さは3~7センチ
2つの目安について、解説します。
排泄物を猫砂で隠せる量
トイレに入れておく猫砂の量の目安は、排泄したうんちをしっかり隠すことができる量です。
うんちが隠れていない場合は、砂を足してあげましょう。
猫砂の深さが低すぎると、おしっこがトイレ底まで吸収してしまい、トイレ底の掃除作業が増えてしまうので、飼い主さんにとってもメリットがあるんです。
猫砂が少なすぎると、トイレを使ってくれずトイレ以外で粗相することもあるよ。
野生時代の猫は排泄物に砂をかけることで自分のニオイを消し、外敵から身を守っていた名残から、自分のニオイが隠せない場所では、うんちやおしっこをすると危険と思っているんでしょう。
おしっこで固まった猫砂と周辺のおしっこを吸収している部分を取り除いたら、取り除いた分量をトイレに足し入れてください。
トイレの猫砂は、常に一定量にしておくことだよ。
一般的な猫砂の深さは3~7センチ
獣医さんが推奨している猫砂の深さは、3~7センチと言われています。
※メーカーによっては、独自の深さを提案しているところもあります。
これは、全ての猫に当てはまるというわけではなく、猫の好みによって深さも変わってきます。
最初は少し深めに入れてあげて、様子をみましょう。
猫砂の量が多すぎると、排泄後の砂かけでトイレの外まで飛び散ってしまうこともあるので、量の調節が必要です。
システムトイレの「固まらないタイプ」の猫砂を使う場合は、おしっこの吸収を下段のシートで行うため、猫砂の深さは2~3cmで十分です。
猫砂の高さが浅くてうんちが完全に隠れないので、早めに飼い主さんが片付けたり消臭力の高い猫砂を選ぶとニオイの広がりを軽減させることができます。
猫砂を1ヶ月で使う量の目安
猫がトイレでうんちやおしっこをするたびに、砂に付いた部分を取り除くため、取り除いた量と同じ分量を継ぎ足します。
衛生面や清潔な環境が好きな猫にとって、1ヶ月に1~2回はトイレ本体の丸洗いと猫砂の総入れ替えを行ってください。
月1~2回の総入れ替え分と、排泄後の継ぎ足し分が必要となってきます。
トイレのサイズによって、1ヶ月に使う量は変わってしまうね。💦
ちなみに、猫が1日に排泄する尿量は体重1kgあたり30~40mlと言われてるよ^^
猫砂の総入れ替えは、ニオイも目安にするのではないでしょうか。
常にトイレ内には、うんちやおしっこがない状態にしているのになぜか砂からニオイが・・・よくあります。
メーカーの多くは、1ヶ月に1回は猫砂の総入れ替えを推奨しているよ。
だから、猫砂を選ぶときは消臭力の高いものを選んだほうが断然いいんです。
猫砂についてQ&A
猫砂について、以下の2つの疑問にお答えします。
- 猫砂の量が少ない時と多い時のメリット・デメリットを知りたい
- 開封後の猫砂の保管方法
2つの疑問について、解説します。
猫砂の量が少ない時と多い時のメリット・デメリットを知りたい
- 猫は自分の排泄物をしっかり隠せる深さがほしい
- 猫砂が深すぎると、掃除が大変
猫砂の量はなにを優先に決めていますか?
獣医さんが目安の深さを推奨されていますが、最終的には猫と飼い主さんの歩み寄りによって決まってくると思うんです。
猫にストレスがかからず、飼い主さんも快適に過ごせることね。
それでは、猫砂を多い時と少ない時のメリットとデメリットをみてみましょう。
【猫砂が多い時】
メリット | ・排泄物がしっかり隠れるため、ニオイが充満しにくい ・おしっこがトイレ底に到達するまえに固まるため、掃除が楽 |
デメリット | ・トイレ自体が重くなり、移動が大変 ・排泄後の砂かけのとき、トイレ外に飛び散りやすく掃除が大変 |
トイレ外に猫砂が飛び散るのを防ぐ方法として、ドーム型のトイレにするとある程度は軽減できます。
【猫砂が少ない時】
メリット | ・1ヶ月にかかる猫砂代が抑えられる ・排泄後に砂かけをしても、トイレ外に飛び散りにくく掃除が楽 |
デメリット | ・猫砂におしっこが吸収しきれず、猫の足が汚れる可能性がある ・排泄物が隠しきれず、ニオイが部屋中に充満する |
少ない時のデメリットを考えると、多めのほうが猫にとっても飼い主さんにとってもよいことがわかります。
あとは、猫の好みやトイレの種類で一番ストレスがかからないものを選び、飼い主さんも快適な生活ができることが大事です。
開封後の猫砂の保管方法
固まるタイプの猫砂は特に湿気を吸収しないように、開封後は密閉状態でしっかり閉じて保管してください。
保管場所にも注意が必要です。
在庫用として購入した未開封の猫砂でも、直射日光が当たるところなど高温多湿な場所での保管はさけましょう。
まとめ:猫砂の量は適量を守って使いましょう!
猫のトイレ砂は、メーカーによって独自に提案されていることもありますが、獣医さんの推奨しているトイレ砂の深さは3~7センチです。
この深さは、猫がうんちやおしっこを砂かけして完全に隠せる深さと言われています。
猫の好みによって気に入る深さは異なるので、まずは少し多めにトイレへ砂を入れて様子をみましょう。
猫砂の量を多めにすると、トイレ外へ砂が飛び散るなどのデメリットもありますが、ドーム型のトイレタイプにしたり工夫してみてください。
1ヶ月に必要な猫砂の量は、トイレのサイズによってかわってきます。
うんちやおしっこを片付けるたびに取り除いた量の砂を足し入れ、最低でも1ヶ月に1回はトイレ本体の丸洗いと猫砂の総入れ替えを行ってください。
猫砂の保管方法は、高温多湿の場所はさけて、開封後の袋は密閉した状態で保管してくださいね。
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