今回は、”魔女の宅急便でジジが話せなくなるのはなぜか”について調査しました。
ジブリ作品の中でも人気がある【魔女の宅急便】。
”黒猫飼い”としては、『ジジ』がかわいくて…わたしも大好きな作品の1つです。
でも、映画の途中でジジが話せなくなりますよね。
昔はさらっと見過ごしてましたが、よく考えると「なぜ急に話せなくなるの?」と気になった人も多いのではないでしょうか。
実は、宮崎駿監督と鈴木敏夫プロデューサーが視聴者に伝えたかったことのようです‼
原作と違う点もありますが、理由を知った上で改めてみると納得。
この記事では、”魔女の宅急便のジジが話せなくなるのはなぜか”についてご紹介します(*’▽’*)♪(※ネタバレ含みます)
自分で”ジジが話せなくなる理由”を見つけたい人は、映画で確認しよう♪↓↓
※原作と異なる部分があるため、この記事では”ジブリアニメ映画”を中心にご紹介していきます。
【魔女の宅急便】ラストでジジが「ニャーン」と鳴く意味については、こちらをご覧ください(*’▽’*)♪
▶魔女の宅急便ジジの最後のセリフは?映画ラスト話さないけど「ニャーン」の意味を考察
【魔女の宅急便】ジジが話せなくなる理由5つ
【魔女の宅急便】ジジが話せなくなる理由で推測されるのは、以下の5つです。
- キキが成長したから
- キキが恋をしたから
- キキの魔力が弱くなったから
- ジジが人間のペットに恋をしたから
- 体の成長
5つの推測される理由について、カンタンに解説します。
①キキが成長したから(ジジの役割は、キキの”心の声”だった)
一番有力な理由として、キキが魔女として成長したから、ジジが話せなくなったと推測されます。
宮崎駿監督は、公開イベントのトークショーで『なぜジジが話せなくなったのか』という質問に対し、次のように回答していました。
「ジジの声が聞こえなくなった理由は、ジジがかわったからではなく、キキが変わったからである。
ジジの声はキキ自身の声でもあるので、キキの成長に合わせてジジの声が必要なくなってしまったのだ。」
宮崎監督の回答から、キキはジジ(自分の心)に話しかけることで、思考を整理していたと推測されます。
その後成長したキキは、心の声に話しかけなくても自己解決できるようになったため、ジジの役割は必要なくなったのですね。
改めて映画を見返してみると、ジジからキキに話しかけることがほとんどないことに気づきました‼
ジジのセリフは、キキから聞かれたことへの返事のみ。
キキが成長したということは、魔女見習いから一人前の魔女へ成長を始めたということです。
②キキが恋をしたから(恋する年齢だった)
年ごろの女の子が男の子に恋をしたことで、ジジと話せなくなったり飛べなくなったりしたのではと推測されます。
ジジが話さなくなったのは、キキがトンボと出会った後です。
はじめはトンボを避けていたキキですが、徐々にトンボのまっすぐな心に惹かれていきました。
例えば、他の女の子への嫉妬やヤキモチを態度に出すシーンがありますよね。
(トンボがキキを見かけて車を停めて声を掛けたけど、車に女の子も乗っていたのを確認すると、露骨に嫌な顔をしたり…)
ちなみに、原作では「魔女が恋をすると一緒にいる黒猫と喋れなくなる」と書かれているニャ!
③キキの魔力が弱くなったから
キキの魔力が弱まったため、ジジが話せなくなったのではと推測されます。
ジジの言葉を理解できたのは、”キキに魔力があったから”という考え方のため。
キキは、ジジと話せなくなったことで、慌てて箒(ほうき)にまたがりますよね。
”もしかして、自分の魔力が弱くなっているのでは?”と考えたのでしょう。
実際、映画の中でも箒で飛べなかったとき、「魔力が弱くなってる…」とつぶやいています。
魔力が弱くなったとしても、ジジとの絆がなくなったわけではありません。
ラストシーンから推測すると、ジジと意思の疎通ができるまでに魔力も回復したようです。
④ジジが白猫のリリー(人間のペット)に恋をしたから
特別な猫:ジジが、白猫のリリー(人間のペット)に恋をしたため、話せなくなったと推測されます。
使い魔であるジジが、魔力を持たない人間のペットに恋をしたことで、ジジの魔力が弱まったと考えられるため。
ジジは普通の猫ではなく、魔女に仕える”使い魔”です。(ジジの場合は、”キキの相棒”という存在)。
キキがトンボに恋をした理由と同じですね。
宮崎監督はジジのことを、「年齢は人間でいうと、13歳の男の子」とおっしゃっています。
年頃のジジもキキと同じで、恋する年齢になったということでしょうか。
また、使い魔なので多少の魔力があったと考えられますが、ジジ自身でこれからは普通の猫として生きていくことを選んだのかもしれません。
ちなみに、ジジの声は”佐久間レイ”さん。
だけど、『猫語(ニャー)』は本物の猫の声なんだってニャー!
⑤体の成長があったから(ファンの間で裏話された)
キキに体の成長が起ったため、ジジが話せなくなったのではと推測されます。
女性なら経験がある人も多いと思いますが、「もしかして初潮(生理)になった?」と、ファンの間で裏話として話題になったため。
ジジが話せなくなったと気づいたキキは、自分の魔力を確かめるため箒にまたがります。
しかし、飛べなくなっているとわかったとき一瞬、キキが自分の下腹部に手を当てているようにみえませんか?
ちょっと無理やり感はありますし、ジブリ映画で扱うことではなさそうですが、13歳のキキに来てもおかしくない年齢です。
\バッグに入れて一緒にお出かけ♪/
ジジはその後、白猫リリーと結婚して家族ができた!
ジブリアニメ映画では、キキが魔力を取り戻して飛べるようになったところで終わります。
しかし、エンディングの映像で、ジジはその後、白猫リリーと結婚して家族ができていましたね。
ジジはエンディングまで話せませんでしたが、キキとの絆は続いているのか心配です。
その後、キキとジジはどうなったのか、気になったので原作のあらすじをかんたんにご紹介しますね。
原作では、キキとトンボは結婚し、出産を経験して35歳になるまで描かれています。
ジジはまたキキと話せるようになって、キキが結婚するまで一緒にいたのです。
ジジ自身も白猫のリリーと結婚し、18匹の子供のお父さんになるんですって!大家族ですね。
みんなが幸せになったことが確認できたので、安心しました(*’▽’*)♪
\ランチタイムが楽しくなりそう♪/
まとめ:【魔女の宅急便】ジジが話せなくなるのは、キキの成長が有力な理由だった!
今回は、ジブリアニメ映画『魔女の宅急便』に登場するジジが話せなくなるのはなぜかについて、ご紹介しました。
宮崎駿監督が公開イベントのインタビューで”ジジが話せなくなる理由”について回答しています。
鈴木敏夫プロデューサーも同じ話を別の場所でされているのをみて、視聴者に贈るメッセージだったのかもしれません。
思春期の女の子が見知らぬ土地で一人前の大人へ成長する物語。
わたしは、そんなふうに感じることができました。
改めて、宮崎監督や鈴木プロデューサーのメッセージを考えながら観ると、また違った感情がわくかもしれませんね。
ジブリアニメ映画『魔女の宅急便』のジジが話せなくなるのはなぜか、もう一度、映画を見返してみるのも楽しいかもです(*’▽’*)♪
\ジブリ4作目にして、初のヒット作品!/
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