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猫の毛づくろいで「毛球症」になる2つの原因。放置は命を落とす!?

猫の毛に関すること
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猫の「毛球症」ってきいたことありますか?

読み方は「もうきゅうしょう」と読みます。(わたしは、最近まで「けきゅうしょう」と読んでいました。笑)

聞きなれない単語ですが、猫が飲み込んだ毛をオェッオェッと吐いてるアレが大きくなったものです。

きれい好きな猫が毛づくろい(グルーミング)するのは、お風呂に入らなくても清潔な皮膚や毛を保つために行ってことはほとんどの方がご存じだと思います。

当然、「毛づくろいするの禁止!!」ってわけにもいきませんので、飼い主さんが出来る限り自分の毛を飲み込まないように工夫してあげましょう。

この記事でわかること
  • 毛球症ができる原因が知りたい
  • 毛球症により発生する腸閉塞って怖そうな単語はなに?
  • 猫が健康でいられるために私たちにできることとは?

換毛期だと特に心配になる毛球症と腸閉塞について、順番に解説していきますね。^^

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猫の「毛球症」とは

猫が毛づくろいしたときに舐めとった毛が体内にたまり、ある程度まとまった毛玉が胃や腸など消化器官につまってしまう病気です。

舐めた時に口から入った毛は、胃の中で消化されることはありません。

通常は、うんちと一緒に排泄するか食物繊維と一緒に口から吐き出すんですが、時間が経ってしまうと体内で毛が絡み合って毛玉に成長してしまいます。

ノアル
ノアル

毛玉が出来ても、小さければうんちと一緒に出てくることもあるよ。

長毛種や過剰に毛づくろいをする猫は、舌で舐めとる毛の量も多いので胃の中で毛玉ができやすいのが悩みの種。

対外へ排出させる前に胃の中で巨大な毛玉に成長してしまい、腸で詰まると痛みや嘔吐などの症状がでることが多いので注意が必要です。

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猫の「毛球症」の代表的な2つの症状

嘔吐

胃の中に毛玉が出来ても、人の親指ほどの大きさであれば症状がありませんが、一番わかりやすい症状として嘔吐があります。

嘔吐物の中に毛玉が含まれていて、1回~数回で体内から毛玉を吐き出します。

何度か嘔吐をして毛の塊が含まれていない場合でも、毛球症である可能性があるため判断がとても難しいです。

ノアル
ノアル

嘔吐するごとに、胃液が食道を刺激して逆流性食道炎を引き起こすことがあるから、注意しながら観察してね。

何度も吐く素振りをみせるのに、毛玉を吐けないときは他の症状として、食欲不振もみられます。

食欲不振・下痢・腹部の痛み

毛玉が胃から小腸へ進むと、細長い小腸の途中で詰まってしまうことがあり、腸閉塞を発症します

腸閉塞の特徴は、一日に何度も吐いたり腹部の強い痛みや下痢などの症状がみられ、食欲も落ちることが多いです。

治療をせずに放置すると、毛玉がつまった小腸の部分から血行不良になり、小腸に穴があいて腹膜炎を起こて大変な目にあうこともあります。

ノアル
ノアル

最悪、命を落とす可能性がある怖い病気だよ💦

毎日の毛づくろいから、おそろしい病気につながるかと思うと、健康管理は本当に大事なんだなと再確認できますよね。

一日に何度も吐く行動が見られたら、至急動物病院を受診してください‼

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猫が「毛球症」になる2つの原因

猫に手や足を舐められたとき予想以上に痛くて、思わず「痛っ!」と声を出したことを覚えています。

みなさんも1度はご経験がありますよね。

猫の舌は毛(被毛)や皮膚を清潔にしたり、毛づくろいで毛並みを整えたりするため、ザラザラしているんです。

ノアル
ノアル

わたしたちが、髪をブラシで整える感じだね。

わたしはブラシで髪を整えたとき、想像以上の抜けた毛がブラシについていて、ギョッとしたことがあります。

猫の場合は、ブラシ替わりの舌についた抜け毛を飲み込んでしまうので、体内に毛が溜まってしまうのはある意味仕方がない。

ノアル
ノアル

なるべく、抜け毛を飲み込まないように、毎日ブラッシングしてあげてね

ブラッシングすることで、抜け毛もある程度取り除けるので、猫の舌に絡みつく量が減らせるよ!^^

次に、体内に毛が溜まりやすいのはなぜかをご紹介します。

過剰な毛づくろい(グルーミング)をする

必要以上に「毛づくろい(グルーミング)」を行う場合、時間が長ければ長いほど、体内に抜け毛が溜まりやすいです。

どうして、過剰に毛づくろい(グルーミング)をするのか。

以下の理由になります。

  1. 皮膚にかゆみや痛みがある場合
    皮膚にアレルギーが出たり、ダニなどに感染したことによる皮膚病などにかかると猛烈なかゆみがでるため、気を紛らわそうと毛づくろいの時間が長くなります
    地肌がみえるほど毛づくろいをすると、それだけの量を体内に取り込んでいるので、毛玉ができやすいんです
  2. ストレスを感じている場合
    ストレスが溜まると不安なきもちになり、落ち着かせようとして頻繁に毛づくろいするようになります
    毛づくろい以外にも、自分の毛を噛むこともあり【心因性脱毛】と言われます

毛づくろい時間が同じでも、長毛種の猫の場合は、雑種などの短毛種と比較しても2~3倍の量の毛が胃の中に溜まってしまいます。

毛球症になって、腸閉塞を発症するのは、長毛種の猫が圧倒的に多い理由がこれです。

腸の働きが悪い

健康な腸の働きがあれば、胃にたまった毛玉が腸管へ移動したとき、腸管の蠕動ぜんどう運動によって直腸まで運ばれうんちと一緒に排泄されます。

蠕動ぜんどう運動:腸の筋肉を動かして、異物を移動させる運動のこと

この腸管にある機能の働きが悪いと、毛玉が直腸へ運ばれずに腸内で止まってしまい、腸閉塞を発症させるんです。

ノアル
ノアル

腸閉塞だけじゃなく、消化器系に基礎疾患がある猫は食道や胃の中でも炎症や器官に傷をつけてしまうこともあるから、気を付けてね💦

「毛球症」の疑いのときの診察と検査内容

毛球症によって発症する病気の1つ「腸閉塞」は、毛玉が腸に詰まることだけが原因ではありません。

腸閉塞を発症した原因の中には、多くの怖い病気の可能性もありますので、しっかりと検査する必要があります。

腸閉塞の原因として考えられる病気
  • 腫瘍(リンパ肉腫/腺腫/肥満細胞腫/平滑筋肉腫/胃腸管型リンパ腫など)
  • 誤飲した消化できない異物
  • 腸重積症
  • 胃捻転/腸捻転
  • 腸管の癒着
  • ヘルニア(腹壁ヘルニア/腸間膜ヘルニア/膵ヘルニアなど)
  • 寄生虫の大量寄生

腸重積症とは、腸炎や腫瘍が原因で、腸の一部が隣接する腸の中に入ってしまい抜けなくなった状態のこと。

腸管の癒着とは、腸同士や腸と腹壁などがひっついてしまった状態のことです。

腸閉塞と診断に至るまでには、多くの原因がありますので原因の元を調べるための検査が重要となります。

腸閉塞の原因を調べる検査

主な検査項目は以下のとおりになります。

  • 血液検査
    腎不全や糖尿病などの病気やホルモンバランスのくずれや貧血・脱水・炎症など多岐にわたって異常症状がでていないか調べる
  • 血清生化学検査
    血液中の化学成分を測定し、内臓器官が正常に働いているか調べる
  • 尿検査
    泌尿器系の病気になりやすいため、尿路結石など病気を発症していないか調べる
  • レントゲン(X腺)撮影
    異物やヘルニアの所見
    溜まっているガス・内容物・腸管の大きさを調べる
    バリウムを使った造影検査では、腸の動きや異物がないか調べる
  • 超音波検査(腹部エコー検査)
    腸閉塞によって腸管が肥大化していないか、腸管内にある液体による閉塞がないか調べる
    腸重積や腫瘍が原因で起こる腸構造の変形があるか調べる
  • 微細針吸引生検(高齢猫の場合)

腹部エコー検査によりリンパ腫など腫瘍の疑いが出た場合は、針生検を行い、悪性腫瘍かどうかの検査を行います。

※針生検:腫瘍疑いの部位へ直接注射針を刺して、針の中に入った細胞を顕微鏡で調べる検査のこと

高齢の猫の場合は、悪性腫瘍(ガン)も原因の1つと疑われますので、微細針吸引生検でがん細胞があるか検査して確認することもあります。

各検査費用については、平成27年に日本獣医師会がホームページ上に「家庭飼育動物(犬・猫)の診察料金実態調査及び飼育舎意識調査 調査結果(平成27年度)」に記載がありますので、ご参考になさってください。

「毛球症」の治療方法

嘔吐して口から吐き出そうとしたものの、毛玉が食道に詰まった場合は内視鏡と医療用のマジックハンドを使って直接口から取り出す方法を使います。

嘔吐することで食道や胃に負担がかかるため、毛玉を取り出したあとに食道や胃に残っていないか確認してから制吐剤や消化管保護薬を使う治療が一般的です。

毛球症でも胃の中で毛玉が大きくなりすぎてしまって、嘔吐で出せない状態の場合は手術によって直接胃や腸から毛玉を取り出すことになります。

ノアル
ノアル

手術方法は、内視鏡を使う場合と開腹する場合があって、どちらも全身麻酔を使うんだよ、ちょっと心配だね🌀

どちらの手術方法でも、手術前に一通りの検査を行った上で受けることになりますので、安心してください。^^

皮膚に痒みがあったり、ストレスが原因で発症した場合は、原因の元を取り除いてあげましょう。

「毛球症」の予防方法 3選

飼い主さんによるブラッシング

毎日猫とコミュニケーションを取るとき、体の健康状態をチェックしながらやさしくブラッシングしましょう。

ブラッシングすることで、猫が毛づくろいのときに舌にからみつく毛を事前にとることができ予防につながります。

毛玉ケア用のフードやサプリを与える

食物繊維がたくさん入っていて毛玉ケアができる、毛玉ケア用のフードやサプリを与えることで、食物繊維と毛玉を絡めてうんちと一緒の排泄を手助けします。

ストレスの原因の元を取り除く

ストレスによる過剰な毛づくろいの場合は、猫がどんなことにストレスを感じているかを確認して、ストレスの元を取り除いてあげましょう。

猫は部屋の模様替えなど小さな環境の変化にもストレスを感じることがありますので、変わったことがなかったのか観察してください。

ノアル
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ストレスを和らげるフェロモン剤も売ってるので、かかりつけの獣医さんに相談の上、使ってみるのもおすすめです。


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因みに、うちはかかりつけの獣医さん(院長)にこれを紹介してもらいました🎵

まとめ:猫の毛づくろいで「毛球症」になる原因について

猫が毛球症になるのは、毛づくろいによって舌についた毛を体内に入れることで起こる場合があります。

一般的には、フードや猫草などに含まれる食物繊維と絡ませて嘔吐して排出するか、うんちと一緒に排泄することで胃の中に毛玉が溜まりません。

過度のストレスを感じたり、長毛種の猫だと雑種の猫と比べて取り込む毛の量も増えるので注意が必要です。

毛は胃の中で消化されません。

胃の中から体外へ出さないと、あっという間に巨大な毛玉となり、猫の力で吐き出せなくなることを毛球症と呼びます。

毛球症は他の臓器にも影響を与えることがあり、腸閉塞を引き起こす場合もある怖い症状です。

嘔吐するしぐさをするのに何も吐き出さないときは早めに動物病院を受診してください。

この記事は少しでも参考になれば幸いです。^^

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